低体温は野菜で改善しよう

ネギで低体温を改善その1

 

 

アリシンはねぎに含まれている成分で、あの独特の匂いはこれが原因となっています。ねぎを刻んでいると、この成分が沢山出て来るのです。

 

 

もともと、ねぎは匂いの元を含んだ野菜であり、切ったり、刻んだりすると、その細胞が壊れ、匂いが出てくる仕組みです。ただ、匂いが出てくるわけではなく、匂いの元を分解する酵素がねぎの中で活性化します。酵素によって分解された匂の中で、一番、揮発性が強い成分である、アリシンが出てくるのです。ちなみにこの匂いの成分は、青ねぎの二倍だと言う事です。ですが、この匂いを嫌ってはいけません。この匂いが、低体温改善に役立つ成分なのですからね。

 

 

では、どうして、ねぎを食べると、低体温を改善することが出来るのでしょうか?これについて説明したいと思います。ねぎの効果がわかっていたほうが、毎日、続けられると思いますからね。

 

 

では、私達が、ねぎを食べると、体の中ではどんなことが起こっているのでしょうか?あの、ねぎの匂い成分が、私達の交感神経を刺激します。すると、副腎随質ホルモンの分泌を促進し、同時にアドレナリンの分泌も促進します。その結果、体温が上昇するのです。
アドレナリンと同じく、甲状腺ホルモンや、女性ホルモンも、体の代謝率をアップして、熱を発生させると言われています。

 

 

代謝とは、食事で栄養分を取り入れる、それを体内で燃焼させて、エネルギーにすることです。栄養素をエネルギーに作り変えること、そして、消費することを、代謝と呼んでいます。